モミガライトが高い炎を上げて燃え盛っています。
今年3月11日の大震災発生の際、寒さで震える人々の映像をテレビで数多く観ました。
無理もありません、石油はおろか、燃やすものが全くといっていいほど無かったのです。
震災後、避難所に震災用備蓄品は燃料も食料も毛布や水、そして医薬品もほとんどなかったと聞いています。
もみ殻固形燃料モミガライトが、事前に避難所に備蓄されていたなら、避難された方々はモミガライトで焚き火をし、炎を囲んでお互いを励ましあったり慰めたり・・・・そんなことも出来たでしょう。
また、数日後におむすびやパンが支給されたそうですが、モミガライトの火があったら、何か温かい飲み物を得ることも可能であったことと思います。
当然のことですが、震災はまだまだ終わっていません。
この冬にも、避難施設や仮設住宅の広場や空き地で焚き火が行われるでしょう。
モミガライトの火で・・・・。
この秋のもみ殻を、どうか活かしていただきたいものです。