Case06 Ghana
ガーナ

2024年2月、トロムソはガーナ共和国のクマシおよびタマレの􄐶 拠点において、現地エンジニアや農業省関係者を対象に、もみ殻固形燃料生産装置「グラインドミル」の導入および技術トレーニングを実施しました。これまで廃棄されることの多かったもみ殻を再生可能エネルギーとして有効活用し、地域の持続可能な農業・エネルギー利用を促進することを目的とした取り組みです。

本トレーニングは、Sankofa Local Rice Production(クマシ)およびLolandi Rice Processing Center(タマレ)で実施し、地元の精米事業者、ガーナ農業省関係者、UNIDO 関係者などが参加しました。現地オペレーターが自立して安定的に生産を継続できる体制の構築を目指し、3日間にわたり装置のメンテナンスおよびオペレーションの両面から技術移転を行いました。

メンテナンス指導では、主要部品の名称や役割の理解から始め、減速機やカップリング、ベアリングボックスの定期点検方法、トラブルを未然に防ぐための清掃手順まで、実践を交えて解説しました。オペレーション面では、もみ殻の含水率管理や保管方法などの原料管理手法を共有するとともに、最適条件下でのブリケット生産デモンストレーションを実施し、安全操作や異常時対応についても徹底しました。

クマシでは電圧不足という課題が生じましたが、現地チームと連携し発電機を導入するなど、柔軟な対応を行いました。また、原料の品質維持のために屋根付き・コンクリート床の保管倉庫整備の必要性についても助言しました。タマレでは、トレーニング最終日に参加者全員で生産したブリケットの着火テストを行い、安定した燃焼性能を確認しました。

トロムソは今後も、もみ殻を価値あるエネルギーへと転換する技術を通じて、アフリカにおける地域経済の活性化と環境保全の両立に貢献してまいります。

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