これがモミガライトです。
たびたび登場するこの写真、これがもみ殻固形燃料「モミガライト」です。
この秋、二つのJA様がこのモミガライト製造を始められます。
両JA様も県下でトップクラスの規模ゆえ、保有する?もみ殻の量も膨大なものだそうです。
これがモミガライト製造機「グラインドミル」です。
現在国内の約40か所で稼働しています。
両JA様は、この機械で製造されるモミガライトを地域の冬場の暖房燃料として販売をお考えのようです。
震災等の影響で、この冬また次の冬にも「薪」が不足することが予想されるため、代替燃料として注目されるのでは・・・・とお考えのようです。
また、最近では全国の市町村が非常用備蓄燃料として「避難場所」に配備することを検討され始めています。
御承知のように全国の「避難場所」には、非常用の備蓄品として、飲料水、食料、毛布、医薬品などが、量的に不十分なところもありますが備蓄されています。
しかし、燃料の備蓄をされているところは少なく、昨年の3.11の震災からその必要性を検討する自治体が増えてきています。
石油やガスの備蓄は二次災害を呼び込む可能性が高いということから、「モミガライト」に注目が集まっています。
この写真は3.11の深夜、被災地の避難場所で沈み込む人々の状況です。(クリックして画面を拡大してみてください。
3月だからいくらかは春の気配を感じる時期ですが、大惨事の発生したその夜、避難場所には暖房用のストーブも少なく、1台のストーブの小さな炎に大勢の方が群がって暖をとっている状況です。
東北地方や関東地方は震災の多発する地域で、明日にでも大地震が発生してもおかしくないと言われています。
次の惨事に備えることは必要です。
小さな石油ストーブに替えて、高く炎を上げて燃え盛るモミガライトを備蓄燃料として避難場所に配備されることをお奨めいたします。
この炎を囲んで、沈んだ心を少しでも癒し、励ましあう会話が生まれるのでは・・・。
決してそのようなことは起きてほしくありませんが、避けて通れないものと思います。
JA前橋市様そしてJA郡山市様のイニシアティブで、他のJA様や農業法人様が、地域のもみ殻を資源として捉え、優れモノ燃料モミガライトが全国に普及するためトロムソもしっかりと応援する考えでございます。