もみ殻が地球を救う・・?救います!!

090806ご自宅の薪ストーブで試してみてください-1
ご提案

JA(農業協同組合)等とその地元自治体とが連携して、もみ殻固形燃料「モミガライト」を常時、自治体指定の緊急避難場所等に備蓄しておくシステムの構築。

具体的には、JA等が保有するもみ殻を原料にしてモミガライトを製造し、地元自治体がそのモミガライトを買い受け、地元市民のために自治体がモミガライトを拠出する。

狙いは、未利用もみ殻の有効利活用と、化石燃料の代替としてモミガライトを使うことによる大気中のCO2削減。


モミガライトとは、もみ殻を100%使った固形燃料で、接着剤などは全く使用していないため燃焼時にSOx、NOxなどの有害ガスを全く発生しない。
石油や天然ガスなどの化石燃料でなくても使用可能な環境下で、その活用を推進することで、CO2削減の役割を微小ではあるが果たすこととなる。

非常用備蓄燃料の備蓄を基本としているが、平時には小中学校、公民館、公共施設などの冬場の暖房燃料として使用し、また、青少年のアウトドア活動などで必要な場合、自治体が拠出し、使用分は定期的に補充される形を確立させる。

以下は全国の自治体に以下のアンケート調査をお願いした際の回答です。

質問:あなたの自治体では避難場所に非常用燃料を備蓄してありますか?

回答:ペースト状の燃油缶、木炭などを備蓄している。

また「災害発生時には石油ガスなど、率先して避難場所に輸送されるシステムを確立している」といった答えがありましたが、ライフラインが壊滅した際にはどうされるのでしょうか?

モミガライト燃焼のメリットは以下の通りです。

 薪のように炎を高く上げて燃える。
 燃焼時間が薪と比べて長い。
 パチパチとはぜない(火が飛ばない)。
 雨などに当たらない限り何年でも長期の保存が可能。
 排気がクリーン。

阪神淡路大震災のように冬場の寒い時期に起きる災害には、避難場所での暖をとることが極めて重要です。
炎を高くあげて燃えるモミガライトは、大人数が同時に暖をとることができるだけでなく、被災者の不安な心を癒す役割もあるものと考えています。