アフリカでモミガライト製造を!!

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過日、JICAの企画「アフリカビジネス使節団」のメンバーとしてアフリカのケニアに行って参りました。
目的は当然のことながら、稲作が進んでいるケニアでのモミガライト製造とその需要を調査することでした。
世界中どこに行っても子どもたちは可愛い!!
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広大な水田地帯の片隅で、苗が成長していました。
これから数日後に田植えが始まるのだそうでした。
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田植えが始まると言ってもこれだけの広大な田んぼ、手植えだそうですが、日本でも昔は当たり前のように手植えだったことを忘れてはいけませんね。
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ふと隣の田んぼに目をやると、なんと刈り取り前の頭を垂れた稲が・・・・
この地域では二期作が可能なのですが、水量の確保が不安なため、6月と12月の2回、半分ずつ田植えをしているのだとか。
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実はこの地域の灌漑事業は日本の国際協力機構(JICA)の支援で10年以上も前に行われ、徐々に水田の面積を広げているそうです。
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刈り取られた稲はこうして天日干しが一般的だそうで、その光景は長閑(のどか)そのものでした。
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これがケニアのおコメです。
細長い、粘りっけのないおコメです。
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そのおコメを売るおばちゃんたちです。
美人もいるけどそうでないおばちゃんも・・・・
ただ、ここケニアではおコメはぜいたく品で、日本円で1kgが140円・・とべらぼうに高価です。
一般庶民の口に入るのは、トウモロコシの粉で作った「ウガリ」が主だそうでした。
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さて、最後はケニアのもみ殻です。
トロムソではアフリカの貧困層の市民が、煮炊き用に山の木を伐採して着けっているその流れを、微力ながらでも食い止められたら・・・と考え、モミガライトを紹介してまいりました。
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このモミガライトがケニアで、そしてアフリカ大陸にて広く使われるようになることを夢見て、老体に鞭打って精進するトロムソメンバーでございます。
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余談ですが、ケニアの田舎町のレストラン??食堂での昼食です。
ビールが写っていちゃ、ちょっとまずかったかな??