タンザニア
2012年にケニアからJICAの研修員6名を受け入れ、アフリカでのもみ殻活用のニーズの高さを聞いたことをきっかけに、JICA事業へ応募。2013年度にJICA案件化調査、2014年から2017年にかけてJICA普及・実証事業をタンザニアで行いました。
案件化調査では、タンザニアのダルエスサラームとモシ(キリマンジャロ州)でグラインドミルのデモ運転を行い、装置の実用性と現地側のニーズの高さを確認しました。
普及・実証事業では、タンザニア政府産業省傘下のSIDO(中小企業振興公社)およびキリマンジャロ州傘下のKIDT(キリマンジャロ工業開発財団)をカウンターパート機関とし、合計でグラインドミルのスタンダードモデル4台、エコノミーモデル4台を導入し、装置のメンテナンスや組み立てに関する技術移転を行いました。
トロムソは、普及・実証事業によってパートナー関係を築いた現地機械メーカーにローターやスクリューなどのコアパーツを輸出し、同メーカーがそれ以外の部品を現地調達・製造して完成品のグラインドミルを製造しています。
JICAによる弊社上杉へのインタビュー記事はこちら